探偵・興信所の選び方-2.業務内容
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探偵業(探偵・興信所・調査会社等)というのは、行うことができる業務が決まっています。
それは、依頼者の依頼に基づいて、他人の素性・行動等を調査し、情報を集めて依頼者に報告するという業務です。
実際に探偵や興信所が請け負っている業務は調査だけではありませんが、だからといって公序良俗に触れる行為まで許されてはいません。
例えば、盗聴器を仕掛けるという行為は、盗聴器を手に入れることも販売することも法律では規制されていませんが、盗聴器を仕掛けるためにはどのようにしても不法侵入を行わなくてはなりませんよね。
盗聴という行為は、法を犯さなくてはできないということは明らかで、それを勧めるような業者では、全てにおいて信頼性を欠くと言って良いでしょう。
同じように車両の追跡のために電波発信機(GPS発信器)を取りつける行為も、夫の許可なく行えば、犯罪とならなくても損害賠償の請求に発展する可能性があります。
それを知っているので自分では行わず、あなたに電波発信機を取りつけるように勧めるのも、道義的にどうかと思われる行為です。
本来は、体制を整えて尾行すれば、見失ってしまうのはそれほど無いですし、警察が犯人を追いかけるのと違って、浮気調査はやり直しができます。
ですから、そのような行為を積極的に勧めるというのは、調査能力に自信がないという表れかもしれません。
探偵業として許されている業務で報告書を作成するのが、まっとうな探偵・興信所だというのは覚えておきましょう。