探偵や興信所の浮気調査は許される?
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探偵や興信所の浮気調査が許されるかどうかという観点では、少なくとも現行法制において探偵業に定められる範囲に該当するので、違法ではありません。
別に浮気調査をすることが、探偵や興信所の専売特許だというわけではなく、一般人でも浮気調査はできます。
しかし、探偵や興信所として探偵業の届出をしていると、他人から依頼を受けて対象者の調査を行うことを、業務として可能です。
ここが一般人の調査とは決定的に異なる点ですが、それでも探偵や興信所だからといって、対象者の権利を侵害したり、生活を脅かすような真似をしてタダで済むわけではないのです。
調査の過程では、尾行や張り込み、聞き込みといったことがありますので、不審に思った人に通報される可能性も高いでしょう。
その時に、ストーカーではなく探偵業として業務を行っていると主張できるのは、探偵や興信所だけです。
あなたが同じように浮気調査をして通報された場合、配偶者であることがわかれば大丈夫かもしれませんが、その確認には対象者(夫)への連絡が必要になると考えてください。
戸籍上で夫婦だからといって、事実上で婚姻関係が破綻していれば、「つきまとい」と扱われることだってあり得ます。
ですから、対象者にストーカーをする動機のない探偵や興信所は、それだけでも浮気調査をしやすいと言えるのです。