浮気の証拠になるもの－映像・写真

映像や写真は有効な証拠で、特に映像は捏造が難しいので、防犯カメラの映像が捜査に使われるのでも明らかです。
写真（デジタル）においては、加工が容易な時代になったことから、証拠としての価値が低くなったと言われていますが、それでも連続した時系列での写真を揃えることができれば、証拠としての能力は高くなります。

例えば休憩のあるホテルなど、わかりやすい建物に2人で入っていけば現場を押さえなくても十分に価値を持ちます。
最もわかりやすく説得力があるパターンで、証拠として採用されやすいものです。

連日女性の部屋に外泊していたり、旅行をして同室に泊まっていることがわかれば、それでも推測はできます。
しかし、女性の住宅や旅行時の宿泊先は、それだけで肉体関係を目的としているとは言えないので、数を残さなくてはなりません。

例えば何月何日の何時から何時まで部屋にいたなど、複数回に渡って行われているのであれば、それだけ有効になっていきます。
浮気というのは、継続性がなければ認めてもらえないのが通例で、一度の行動を写真に収めた程度では残念ながら足りないということです。

その一方で、街で寄り添って歩いている写真を撮っても、肉体関係があるとは限りませんので証拠になりません。
しかし、交際の事実があって女性宅に泊まるという一連の流れの一部としては、ある程度の価値があると考えられます。