DV(ドメスティックバイオレンス)
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DVの定義-DVの実態と環境整備
DV(ドメスティックバイオレンス)というのは、家庭内暴力という訳されかたもしますが、配偶者間(内縁を含む)における暴力が対象で、親子間で暴力を振るうことを対象としていません。 DVで定義される暴力には、身体的な苦痛を与え・・・
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DVの実態-DVの実態と環境整備
警視庁が発表している資料によれば、平成24年におけるDVの相談件数は、43,950件と平成23年に比べて9,621件も増えています。 これは、DVという概念が浸透してきたことの表れで、実態としてDVが以前から行われてきた・・・
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DV法-DVの実態と環境整備
一般的にDV法と呼ばれる法律は、正確には「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律」といって、平成13年10月13日から施行されました。 育児などで経済的に自立できない女性に対し、身体的にも優位にある男性によ・・・
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DVシェルター-DVの実態と環境整備
配偶者暴力相談支援センターや警察にDVを相談した場合、特に緊急性が高いと判断されれば、DVシェルターといって加害者から隔離された生活拠点への移動を勧められることがあります。 緊急性とは即ち生命の危険を意味し、DVによる怪・・・
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保護命令とは?-DVでの保護命令
保護命令とは、裁判所によってDV加害者が被害者へ近づくことを禁止する命令のことで、DV法によって定められています。 保護命令は、婚姻関係であっても内縁関係であっても同居の交際関係(同棲)でも申し立てることが可能で、関係解・・・
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保護命令の種類-DVでの保護命令
保護命令による裁判所命令は、以下の種類があります。 ■接近禁止命令 あなたの身辺に近づくことを禁止する命令です。 有効期間は6ヶ月間で、住居だけではなく、勤務先など通常あなたが所在するであろう場所に近づくことが禁止されま・・・
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保護命令の申立て-DVでの保護命令
はじめに間違えやすいのが、保護命令を申し立てるのは「地方裁判所」であることです。 DVは夫婦間(もしくは夫婦に準ずる関係)という家庭の問題ですが、家庭裁判所ではなく地方裁判所が担当することに注意しましょう。 管轄となる裁・・・
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保護命令は使いやすい-DVでの保護命令
裁判所の手続きの中でも、保護命令手続というのは比較的利用しやすい手続です。 それは、多くの裁判所手続は時間が掛かることや、家庭のトラブルは調停から始めて調停で決着が付かない場合に裁判へ移行するのに対して、保護命令手続の場・・・
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保護命令の効果-DVでの保護命令
保護命令は、暴力を振るう恐れのある夫を、あなたや子供・親族から遠ざけるという点では、画期的な裁判所命令ですが、残念ながら執行力を持ちません。 執行力を持たないというのは、裁判所として命じますが強制的に遠ざけることができな・・・
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保護命令Q&A-DVでの保護命令
Q:保護命令の申立ては代理の人でもできる? A:保護命令の申立てはDVの被害者本人または弁護士による代理は可能ですが、親族などが代理することはできません。 Q:既に離婚していても保護命令は出る? A:離婚の前に暴力や脅迫・・・
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DVの認定があるわけではない-DVと認定を受けるために
DVには認定という制度や手続きがあるわけではなく、あなたにとってDVであると感じればそれがDVです。 身体への暴力によって傷を負うことを除いて、DVというのは被害者の主観的な感じ方でしかないため、第三者が客観的にみても心・・・
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配偶者暴力相談支援センター-DVと認定を受けるために
配偶者暴力相談支援センターというのは、そのまま名称として存在するのではなく、DVに対して相談できる機能を持った窓口の総称です。 都道府県には設置が義務付けられ、市町村には設置の努力義務があります。 これまでは、女性の悩み・・・
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警察への相談-DVと認定を受けるために
DVで相談窓口になる場所として、治安を守る警察というのはとても有力です。 夫婦であっても暴力行為は許されるものではない犯罪なので、犯罪行為を取り締まる警察に駆け込むのは被害者にとって当然でしょう。 警察の場合、DVの実態・・・
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被害届-DVと認定を受けるために
もう既に身体的な暴力を受け、何らかの傷を負っている状態であれば、警察に被害届を出してもおかしくない状況です。 夫婦間の問題であっても、暴力は暴力で犯罪ですから、警察も黙っているわけにはいきません。 ただし、被害届というの・・・
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診断書-DVと認定を受けるために
警察への被害届と並んで、DVを証明するために使えるのが医師の診断書です。 ただし、医師というのは傷を診断するのであって、夫からの暴力を診断するのではないということに注意してください。 傷の状態や経緯の聴取で、暴力を受けた・・・
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DVと健康保険-DVと認定を受けるために
DVによる怪我で医師の診察を受ける時に、費用負担の問題から健康保険を使いたいと考える人は多いですが、病院によっては、第三者による怪我の場合、保険適用にならないと説明することがあり、そうなると保険による診察・治療を受けられ・・・
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