調停の流れ 1-申し立て(進行に関する照会回答書)
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進行に関する照会回答書とは、調停を申し立てるときに、具体的な事情について申立書と一緒に提出できる書面で、相手方のことについても色々と書く欄があります。
この中には、相手方との話し合いの有無や、暴力等について該当する欄にチェックを付けるだけではなく、裁判所に配慮してもらいたい内容を書く欄もありますので、調停に向けて不安なことがあれば、必ず記載して提出します。
家庭裁判所によっては、進行に関する照会回答書という名称ではないですが、申立書と一緒に提出する書類に、同様の趣旨のものが用意されています。
プライベートな問題を書くことに気が引ける場合でも、進行に関する照会回答書では正直に書く方が良く、例えば暴力を受けているのに隠していると、調停日にも暴力を受ける危険があって危険ですから、心配なことがあれば必ず書きます。
なお、進行に関する照会回答書は、原則的に閲覧やコピーは許可されないので、相手方に見られるという心配もありません。
素直に回答や要望を書き込むようにして、調停に臨みましょう。