公営住宅のデメリット-離婚後の生活

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公営住宅のデメリット-離婚後の生活

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家賃が安いことがメリットの公営住宅ですが、必ずしも良いことばかりとは限りません。
団地であることから、必然的に人付き合いやいろいろな当番もありますし、苦情が出やすいのは騒音でしょう。
一般的に、水回りの防音が、マンションなどに比べて整っていないというのは避けられません。小さなお子さんの夜泣きが続くと気になったりします。

普通に考えて、他の居住者と顔を合わせないということはまずなく、団地であることからセールス等の部外者もよく立ち入ります。
人が多く集まるだけあって、考え方もみな違うことからクレームや通報に繋がることも多く、その辺はマナーを守って慣れるしかありません。

このように民間の賃貸住宅と違って、少なからず他人に干渉されやすいのが公営住宅を含めた団地住まいの特徴でもあります。
安易に家賃だけで考えてしまうと、人によっては逆にストレスがたまり、住み続けられないこともあるので、何を優先するかという選択も考える必要があるでしょう。

また、公営住宅に一度でも入ったことがあれば知っていると思いますが、入居時に給湯器や浴槽がありません。
撤去にもお金がかかるので、新しい給湯施設の場合は、それまで住んでいた方がそのまま残していく(無料譲渡)を認めている自治体もあります。
しかし、基本的には退去時に、入居時の原状回復を求められるため、費用を出してでも撤去するのが普通です。
この給湯施設の料金を予算に入れておかないと、思わぬ出費につながってしまうので注意しましょう。